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『祟りたいほど愛してる』

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長くなりますので、続きからお読みください。
『祟りたいほど愛してる』、全公演終了致しました!

無事に……とはいきませんでしたが、私がお休みしている間も、仲間たちが力を合わせ、本キャストと遜色のない、それ以上のお芝居を作り上げていました。
ありがとう。本当に素敵な仲間たちです。

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公演中のアクシデントのこと、少し痛いお話になりますが、こちらで説明させてください。

すでにご存知のお方もいらっしゃるでしょうが、私フジタは、公演2日目のソワレ本番中、左腕を骨折しました。
着地に失敗して腕に痛みを感じて目をやったらもう、見るからに腕が変な形になっていまして。
こんな腕じゃ、いさら姫の動き、布さばきは出来ない、元に戻さなきゃ、そう思って、腕を押さえました。
ぐき、と変な音がしましたが、もちろん腕は治りませんでした。

それでもこの公演が終わるまではと思い立ち上がったのですが、一瞬気を失い、気がついた時には、今どのシーンなのか、セリフすらも思い出せなくなっていました。
なんとかしなきゃと思って何か言ったと思いますが、はっきりしません。
しかし、舞台袖に運んでもらって、大橋さんが何かネタをやってつないでくれてるのが聞こえるなか、らしこに「どうしよう、どうしよう、ごめんなさいごめんなさい」と言い続けていたのを覚えています。

戻って続きをやらなきゃ、でもどうしよう、腕の形がおかしい。あたし、どうしたらいい。
怖くて痛くて、眩暈がして吐きそうで、とても喉が渇いていました。

三週間、みんなで作り上げてきたものを、あたしが壊したんだ。

申し訳なくて、涙が出ました。

それから救急車がきて、受付の吉田さんと、来てくれていた友達が、劇場抜けだして一緒に救急車に乗ってくれて。
病院に運ばれるまでの間も、「巫女姿のまま救急車で運ばれるなんて、一生使えるすべらない話が出来たね」なんて笑わせてくれました。
親友も、骨折じゃ死なないよなんて半分笑いながら、それでも病院に駆けつけ私の面倒を見てくれ、らしこは次の日の公演もあるのに、しかも私が出られなくなってバタバタしてるのに、ずっと付き添っていてくれました。

ありがたくて申し訳なくて痛くて、泣くことしか出来ない自分が、とても不甲斐なかったです。

病院に運ばれてから1日おき、公演4日目に劇場に顔を出した時、私は気まずくてみんなの顔を見られず、隠れるように楽屋に引っ込み、泣きながら化粧前を片付けていました。
こんなに迷惑をかけて、今さら何を言えばいいのか、来なけりゃよかったと思いました。
本番前の気合い入れの円陣にも加わらず、このまま公演を見ずに帰ろうとすら考えていました。私は最低でした。

それでも、その後こそこそと調光室から見たみんなはすごく輝いていて……
あんなに泣いていた私がいつのまにか、声を上げて笑っていました。

本当に、とても面白かった。
あたしが泣いている間に、みんなはこんな素晴らしいものを作り上げていたんだ。

カーテンコールで心から、気持ちだけですが(実際には出来ないので)拍手を送りました。
終演後、大橋さんが「笑い声、聞こえたよ」と言ってくれました。

私はもう一度、みんなと同じ舞台に立ちたいと思いました。
ご来場くださるお客様に、舞台に立つ私を見てほしい、私の声を聞いてほしい。

もちろん、最高のパフォーマンスが出来ないのなら、そんな利己的な理由で今出来上がっているものを邪魔するべきではない、とも考えました。
誰も、舞台に立てとは言いません、言い訳はできません。

でもこのまま終わったら絶対に後悔するのはわかりきっている。
さらに、この三週間で生まれた私の中のいさら姫は、一生ツクヨミには逢えない、それはあまりにも可哀想過ぎる、そんな気もしたのです。
ちょっとメルヘンな考えですが(笑)、祟りたいほど愛してる、とは本当にいいタイトルだと思いました。

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なので……無理はしない、でも悔いのないように、出番を減らして、大楽に出演させていただきました。

元々、私は「初音ミコ」と「いさら姫」の二役だったのですが、大楽では、ミコをちあきに託し、私は全力でいさら姫を演じました。

急な代役を見事演じきったちあき、本当にありがとう。とても立派でした!

この大楽には私が怪我をしてしまった回のお客様もたくさん来てくださり、まるで、あの日の公演の続きをしたような気分でした。

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このようなアクシデントは、プロなら起こすべきではない事態です。
それでも、人間万事塞翁が馬、人生初の骨折&舞台出演見合わせという、フジタ史上ナンバーワンのアクシデントを、少しずつ笑い話にしていければと思います。
あ、もちろん反省しつつ後に活かすように、ですよ!!

最後に、支えてくださった共演者のみなさん、スタッフのみなさん、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
みなさまのお陰で、最後にもう一度舞台に立つことができました。本当にありがとうございました!

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『祟りたいほど愛してる』ご観劇くださったみなさま、最後まで見届けてくださり、本当にありがとうございました!
少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。これからも応援よろしくお願い致します!

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いつも支えてくれたらしこと(*´∀`*)

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プロフィール

ふじたま

Author:ふじたま
声優・ナレーター。
ゲームやアニメに声をあてたり、映画の吹き替えをしたり、ナレーションしたり歌ったりして生きています。
心はいつまでも小学生。
業務提携:AIR AGENCYさま


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